← 過去問ノート 📜 条文ノートのもくじ

一般社団法人及び一般財団法人に関する法律

条文ノート / 左:条文 / 右:解説(問題に出てきた条文をそのつど追加)

一般社団法人(機関)

条文解説
一般社団法人法77条4項・5項 代表理事の権限

4項代表理事は、一般社団法人の業務に関する一切の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有する。

5項前項の権限に加えた制限は、善意の第三者に対抗することができない。

代表理事は、法人の仕事のすべてについて法人を代表する(包括的な代表権)。

定款などで「この取引は理事会の承認が必要」と権限をしぼっても、それを知らない相手方には主張できない。相手方に過失があっても、善意なら守られる。

相手方が制限を知っていたときでも、「理事会の承認を得ている」と信じる正当な理由があれば、民法110条の類推適用で法人が責任をおう(最判昭和60年11月29日・令和6年 問題32)。
正式な名前は「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」。昔は民法53条・54条にあった規定。